「シマの環境問題を本気で考えたい大学生のためのスタディツアーin久米島」開催報告:Day4

2022年3月6日〜9日にかけて、生物多様性わかものネットワーク主催「シマの環境問題を本気で考えたい大学生のためのスタディツアーin久米島」が沖縄県久米島町で開催されました。スタディツアー最終日の様子について、詳しく紹介します!

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ワークショップ

最終日は、3日目までの学びを踏まえたワークショップを行いました。特に2日目と3日目の夜に行ったアイデアシェアリングの内容をもとに地域における課題を発見・定義し、解決に向けたアクションプランを提案し、グループごとにプレゼンテーションを行う、といった流れです。

アイデアシェアリングで発散したキーワードを分析し、バックグラウンドにある課題を可視化します。

各課題に応じたアクションプランを考え、具体化していきます。途中、講師やファシリテーターから「予算はどこから捻出するのか?」「地域の住民や企業をどうやって巻き込むのか?」などといった鋭いツッコミが挟まれます。

その後は各グループが定義した課題とアクションプランについてのプレゼンテーションを行い、講師からフィードバックを受けました。地域の企業との提携や島内外の教育などさまざまな視点を持ったアクションプランの提案がありました。

ワークショップが終わるといよいよスタディツアーのクロージングとなります。参加者、運営、講師それぞれから感想やコメントをいただき、プログラムは無事終了しました。

今回のスタディツアーを通じて、「地域の自然環境はどのような課題を抱えているのか?」「自然保護のムーブメントが始まってから数十年経つのに、なぜ環境問題が解決できないのか?」「環境問題に立ち向かうために、なぜガバナンスや教育などの社会的観点が必要なのか?」といったような疑問に自分なりの答えを出すことができたのなら、今回のプログラムを開催できたことには大きな意義があったと思います。

また、今回できた繋がりを活かすべく、今後も久米島をはじめとした様々なフィールドでこのようなプログラムを企画中です。お楽しみに!

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