COP15:3日目

こんにちは。現地派遣メンバーのわこです。
レポートの更新速度が日に日に遅くなっております。

日本時間10日の0時にIUCNレッドリストが更新されました。レッドリストはもっとも有名な絶滅危惧種の指標です。このリストをもとに日本版や各県ごとのレッドリストが作成されます。
私は絶滅危惧種というものは、とてもわかりやすいため生物多様性保全においてもっとも普及している概念の1つだと認識していました。

しかし、当日記者会見に参加したところ、会場には人がまばらで日本からも1人のみ対面参加しているとのことでした。オンラインで視聴できるとはいえあまりにも少なく、生物多様性喪失への危機感・認知の薄さを改めて認識させられました。

今日会場で開催していたGYBNasiaのユースセッションや私たちのブースで、日本語で話しかけられたり折り紙をご存じで折り鶴をもらっていかれる方が多く、日本の文化の影響力を知りました。

環境活動家が殺害されたことに対するNGOの方々のデモ活動を目撃しました。日本では活動家や運動家というものになじみがないですが、海外では多く存在しており、同時に政治や経済活動において弊害となるため迫害や殺害が相次いでいます。

正直なところを書きますと、私はあまり活動家や運動家の活動に詳しくありませんし、少し感情的かな、と思うことがあります。日本人らしい思考回路でしょうか。ですが、不都合だから殺すなど暴力的で話し合う気がない動きは決して許されるべきではないだろうと思います。

夜はJapan Biodiversity Fand(通称JBF)のイベントがあり、日本人の生物多様性に関っている様々な方とお話ししました。環境省を中心に、農水省、国交省、経産省、、、等々多くの行政から今回の会議に参加しており、全部で150人程の行政官が来るそうです。そのほかにも10日以降、企業の方々が30名ほど議場に来られるそうで、これから主流化していけばよいなと思いました。

私が基本的に参加しているのが外部への公開禁止な会議が多いため会議の内容について書けていなく申し訳ありません。次第に会議の英語が聞き取れるようになり、DSIについて日に日に理解が深まっていっておりますので、すべての会議が終わった際にはなると思いますが、きちんとご報告できるよう傍聴していきます。

私たちは、第15回生物多様性条約締約国会議(CBDCOP15)でブース出展を行うため、クラウドファンディングに挑戦中です!ついに目標金額の半分を達成いたしました。誠にありがとうございます。引き続きご支援ご協力、どうぞよろしくおねがいします。

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